2020年8月中旬~10月末のブログ割り適応案件(100万円未満ですが、コロナで特別適応のリモートワーク案件)「築40年以上の家の和室とリビングを繋げて、大画面の壁掛けテレビとサブモニタ2台でリモートワーク」の記事です。
リノベーションの概要
今回のリノベーションはUターンで東京から戻って来たシステムエンジニアのお施主様が、コロナでリモートワークが増え、現状の部屋の状況ではテレワークは恥ずかしいし作業効率も悪い。LAN配線や大画面テレビも活用できる2部屋を繋げるリノベーションをしたい!というご希望でスタートいたしました。
通常、ブログ割を適用する場合、200万円以上の案件でなくてはいけませんが、リモートワーク支援の特別対応で適応させていただいております。
更に、今回は壁を全て漆喰仕上げにしていますが、こちらはお施主様のDIYでの作業となっております。そのため、期間が11月までかかりましたが、通常であれば1週間~2週間程度で仕上げる工事内容です。素人DIYでもこんな風にできる!という部分もご確認いただけます。※今回のようにDIYにより工事が長引く事が分かっている場合は、料金は先払いとなりますので、ご了承ください。
リビング
洋室な造りですが、壁はプリント合板で、床はフェルト調のシートを以前の持ち主がDIYで敷いていただけのため、古さが目立ちシステムエンジニアとしてテレワークで部屋が映る時に相手への印象が良くない状況でした。
また、掃き出し窓がありますが、窓の外は隣の家の目線が気になるので、普段はカーテンを開けないということでした。
サッシも全て単板ガラスのアルミサッシなので、夏は暑く冬は結露と冷気で凍りつくという状況です。
ご希望として壁掛けの大画面のテレビとソファーセットを置き普通にリビングとして使えつつ、その大画面テレビをテレワークのモニターとして活用し、部屋が映ったときにシステムエンジニアとして恥ずかしくない背景にしたい。また、壁掛けテレビの裏の配線等は後からメンテナンスができるようにしたい。という内容でした。
まずはリビングと呼びつつも6畳のスペースですので、これを少しでも広く見せるために隣の和室との間仕切り壁と建具を撤去します。
筋交いは入っておらず、柱も構造にかかっていないので、外すことも可能でしたが、無線LANルーターやGoogle Homeなどネットワーク機器を吊るすのに活用できるので、配線を通せるように合板で加工を施して残すことにしました。また、3段の棚も設けました。
更に、普段から使っていない掃き出し窓を壁かけテレビの土台にして奥行25cmのメンテナンススペースと壁点検口を3ヶ所設けることで、裏側の配線をある程度内側から触れるようにしつつ、天井からふかし壁を30cm程度低く作る事で、少しですが自然光も入るように設計しました。また、壁の点検口から手を入れると掃き出し窓の鍵も変えられるようになっているので、掃き出し窓を開けて外から配線スペースをメンテナンスすることも可能です。この配線スペースには光回線、電源コンセント、各モニタへのHDMIケーブルが引き込んであり、ソファーの前のテーブルの床下にLAN+HDMI 3ポート+電源コンセントを収納できるBoxを取り付けました。これにより、テーブル下にすべてのケーブルを差し込めるため、床に大量のケーブルを転がさなくても大丈夫になります。
モニタは25インチが2台と55インチの4Kテレビが1台の合計3台を壁掛けにしました。
仕事だけでなく、友人を招いて大画面でみんなでゲームも可能です。
リモートで飲み会やゲーム大会なんかもできますね!
もちろん、この家はシステムエンジニアのお施主様がGoogle Homeで照明などリモコンで制御できるものは全て音声制御可能になっていました。
フロアーも見栄えの良い1本溝のフローリングに重ね張りしました。隣の和室との段差を解消したかったのですが、床の右は和室が勝ち、左はリビングが勝つという状況だったため、和室側を3mm程度落として施工し、段差解消用の見切り材で違和感なく繋げました。予算があれば大改修といきたいところですが、今回はあくまで性能ではなく見た目を重視したリノベーションなので、余計なところにお金はかけません。
コンセントもいくつか場所移動や増設、天井にライティングレールを2本設置、壁掛けテレビのふかし壁の上にも照明を仕込んで、ソファーでリモートワークの時にもスムーズに作業できる環境を整えました。※撮影時にはまだ照明やお施主様の機材が揃っていなかったので少々殺風景ですが、今は3DプリンタやPCも増えているそうです。
その後、お施主様がグレーと白の漆喰をDIYで仕上げることで、完了となりました。プリント合板や柱はアクが出るので、漆喰を塗る際に下地処理でシーリングを何度も重ねておかないと漆喰が黄ばんでしまうということで、何度も塗りなおしをして3ヶ月かかったとのことでした。仕上がりはとても素敵でした!
テレワークで映るソファーの後ろやアルミサッシの窓には、木製ブラインドを設置することで、暖かさと見た目の良さを演出しました。
窓には白木目でピタリサイズのオーダー、ソファの後ろにはブラウンの木目で予算を抑えるために既製のサイズで入り口部分をずらして取り付けることで自然に見えるように工夫しました。
寝室・PC作業スペース
寝室兼パソコン作業のデスクは6畳の和室でした。奥の押入の中には使っていない物が大量に入っているだけで活用していないので、少しでも部屋を広げたいので、押入を撤去して部屋を1.5畳広げるということになりました。
また、畳もリビング同様フローリングに変更です。
ベッドが0.5間分奥に移動できるようになったので、作業スペースは窓向きに変更し、暖房も移動しました。
リビングと違い、壁は真壁で作り付けの収納もありますが、柱や収納も漆喰で塗るという事になりました。
押入の柱は2階まで通っている構造体でしたのでこちらも残す事に。
こちらはデスクの裏に元からあったコンセントが丁度来たので、配線は天井にライティングレールを1本通して終了です。
壁を取り払い、フローリングで2つの部屋が繋がったことで、今まで6畳のスペースまでしか目線が伸びなかった狭い空間が8mくらいの距離まで伸びたことで開放感が生まれました。また、今まで見せられる状態ではなかった和室にパソコンというミスマッチが解消されて、整理すれば整って見えるという状況に変わったことで、お施主様も整理する習慣ができたとのことです。
また、お施主様が漆喰を仕上げた後で、入口をアウトセット引き戸に交換いたしました。今までの引き戸は型ガラスの入った昔ながらの建具だったため、テレワークで映る可能性のある部分であるため交換となりました。既存が高さ1740mmだったため、アウトセット引き戸も特注で小さく作り取り付けました。白の木目でかっこいい引き戸ですが、写真を撮り忘れました。。。
今回のお客様は、システムエンジニアで東京勤めから八戸へUターンされた方でした。今までは職場で仕事でしたが、コロナの影響でリモートワークも増え、自宅で作業したりオンライン会議で家の中を見られたりすることが日常的になってきたということで行っていただいたリノベーションになります。アフターコロナは今までの生活とは変わるともいわれており、システムエンジニアやデザイナーなど、パソコンがあれば仕事ができるという職業の方は通勤の時間を短縮できたり、仕事に集中できるなどのメリットも多いため、今後増えてくるリノベーションであると考えております。
2021年にはリモートワークの助成金も設定されるとのことです。今回の工事内容であれば、DIYで行っていただいた漆喰をクロス張替えに変更し、場合によっては床や壁に断熱材を入れるという内容でも助成金の100万円で施工可能な内容となっております。
自分の作業しやすい環境を自宅に構築することはIT業界では必須になってくるかもしれませんね。
もちろん、仕事だけでなく、プライベートでも充実した活用ができますので、ぜひ参考にしてください!
コロナ対応の一環として、Optimaでは通常200万円以上でないと使うことのできないブログ割引も100万円規模のリモートワークリノベーションには適応可能とさせていただくことにいたしました。ぜひこの機会にご自宅のリモートワークを充実した形に作り替えませんか。
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